リーダーというと常に人々の先頭に立って、リードしていくような人物像のことを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、KRMは必ずしもそうした人を先導する立場にある人だけをリーダーだと考えていません。組織やグループの指導的な立場になくても、自分自身の考え方、ふるまい、生き方で世の中や他の人にインパクトを与える人がリーダーだとわれわれは考えています。
KRMは次のようなリーダーとは以下のような資質を持った人だと考えています。
逆境に対してどのように対応するか。逆境に屈することなく自らの力で状況を打開しようとする気概を持っているか?また、物事を前向き解決しようとする考え方を持っているか?
環境の変化を察知し、先回りして対応できるか?急激な対応変化に慌てることなく冷静に順応できるか?
意志決定に際し常に参照する自らの「原則(Principle)」を持っているか?
自らの価値観、考え方と異なった考え方を即座に否定するのではなく、理解・受け入れようとする姿勢を持っているか?
他人の痛みや苦しみ、感情を理解できる素地をもっているか?細やかな点に気配りできるか?
大局観を持って物事を捕らえることができるか?その一方で小さな変化、出来事に対する目配りができるか?
他人を説得するために必要となる合理的・論理的思考能力を備えているか?
東西の文化・歴史・芸術・スポーツなどに対する造詣が深く、多くの人と話題を共有できる人間としての魅力的を持っているか?
自分の考えや思想をわかりやすい言葉で、かつ説得力ある態度で伝えることができるか?逆に他とのコミュニケーションにおいて、本当に言いたいことを聞き出す能力を有しているか?
常に現状に満足せず、少しずつでも成長を遂げようとする意志とそれを実践する能力を備えているか?